シングルフィン考察

文章を書いている間には考えがまとまらない年齢になってきた(笑)。

前回、シングルフィンに関する考察を書いてからも、自分の書いたことにどれ程の真実があるのか考えていた。シングルフィンやボンザーが自分のサーフィンに何をもたらすのか?それが重要だ。
前置きを書くにもエネルギーが要るので、本題に移る。
シングルフィンは練習にならないと書いたが、それは「特段の」ということであって、何のためにもなりゃしない、ということではない。
スラスターでできることをシングルフィンやボンザーで同じようにやろうとすると、速度を維持するライン取りが必要になる。
そして二枚以上のフィンがついたボードで、できることが多い人ほどシングルやボンザーの癖や特徴に気がつきやすい。そういう人は、その特徴を活かしたり誤魔化したりすることができるから練習になる。と思う。
逆にカットバックやオフザリップをできないが人が、ボンザーやシングルにのっても「スムーズで走る」くらいの感想しか持たないと思う。
だから、練習になるとするなら、それは「ある程度できる人」ということになるかな?

ただ、ここまで書いて思うのは、やっぱり楽しいかどうかが重要だ。そりゃ上手く乗れれば楽しいんだけど、ちょっと癖のあるボードの反応を味わうのも楽しいんだ。それは上手いとか下手とか関係なくて、道具が伝えてくることに敏感でいればそれでいい。
ジミー・ガンボアもハルについて「ハルの乗り方はハルが教えてくれる。上手いとか下手とかじゃない。」というようなことを言っていたように記憶している。

間違っていたらごめんなさいだけど。


Sea Movies - Hull O Malibu